労働組合の全国的協議体のことをいう。日本では、連合(日本労働組合総連合会)が最大のナショナルセンターであり、2012年6月現在、669万3000人(地方組織にのみ加盟する組合員数を含まない。以下同じ)と、全組合員数の67.7%を組織している。これに、共産党色の強い全労連(全国労働組合総連合、60万7000人、6.1%)と、同じく左派系の全労協(全国労働組合連絡協議会、11万人、1.1%)が続く形となっている。なお、連合は、世界156カ国・地域の315組織(組合員数1億7500万人)を構成員とする国際労働組合総連合(ITUC)に加盟している。