シンガポール政府が2017年完成の計画で建設を決めた、格安航空会社(LCC)のためのチャンギ空港第4ターミナル。これまではLCC用にバジェットターミナルをあてていたが、12年9月にこれを閉鎖し、よりキャパシティーの大きな新ターミナルの建設を決めた。チャンギ空港の運営グループ(CAG)によると、11年に同空港を利用した旅客数は約4650万人と過去最高となり、そのうち格安航空利用者の割合は25.6%に達した。第4ターミナルの乗客収容能力は年間1600万人で、完成によりチャンギ空港の乗客収容能力は8500万人になる。