消費者や地域住民で、自ら進んで農作業等に無償で参加する人。個別の農家の取り組みとして、また地方自治体が制度を確立して斡旋しているところもある。登録制をとる場合が多く、地域の遊休地や不作付け地などの農地の有効活用を図るとともに、市民の余暇の充実と農業への理解を深めることを目的にしている。ボランティア参加者は、「家族で一緒に農作業をして家族のきずなを深めたい」「マイペースで農作業を行い、ストレスを解消し健康管理をしたい」などをその動機にしている人が多い。登録者の多くは60歳以上で、高い満足度をもって参加しているとのアンケート結果もある。