国際熱帯木材機関(ITTO)において採択された、「持続可能な森林経営に基づく熱帯木材貿易のための行動計画」に基づいて、日本が第10回理事会(1991年)で提唱したもの。(1)熱帯木材貿易のモニタリング、(2)熱帯林産物の付加価値の向上、(3)熱帯木材消費の合理化。第16回理事会(94年)では木材の認証・ラベリング制度(持続可能な経営の森林から生産された木材・木製品であることを証明する制度)が取り上げられ、研究、検討が続けられている。ITTO(International Tropical Timber Organization)は、国際熱帯木材協定に基づいて86年に設立された機関で、本部は横浜。