2003年6月に設立された、日本にふさわしい森林認証制度を運営する組織。SGECの認証システムは、日本の森林管理のレベルを向上させ、環境と持続的な木材生産を両立させ、健全な森林育成を目指すために、七つの基準と35の指標を設定している。七つの基準とは、(1)認証対象森林の明示と管理方針の確定、(2)生物多様性の保全、(3)土壌・水資源の保全と維持、(4)森林生態系の生産力と健全性の維持、(5)持続的森林経営のための法的・制度的枠組み、(6)社会・経済的便益の維持増進、(7)モニタリングと情報公開。03年12月、製紙会社2社が保有する約880haの森林が初めて認証された。