音楽、画像、映像を、有線、無線で相互接続する規格の標準化活動をおもな目的とする、家電、モバイル機器、パソコン関連の企業の業界団体。2006年7月時点で261社が参加している。04年6月に接続条件を定めた「設計ガイドライン」を策定、05年秋には横浜とアメリカに認証機関を設置し、適合が確認できた製品に認定ロゴを発行している。06年3月発表の「拡張ガイドライン」では携帯電話やデジタルカメラなど、モバイル機器用の規格を追加した。また、団体が策定したネットワーク規格自体をDLNAとよぶこともある。DLNAにより、場所や製品分野、メーカーの垣根をこえて、コンテンツを手軽に楽しめるようになる。パソコンや液晶テレビ、ハードディスク(HDD)搭載コンポ、DVDレコーダー、携帯端末などの対応製品が発売された。