最大転送速度70Mbps(メガビット/秒)、最大伝送距離50kmを実現する無線通信規格で、業界団体のWiMAX Forumが定めた愛称。IEEE802.16-2004という技術を利用し、日本では2005年末よりYOZANが商用サービスを開始した。類似規格としてIEEE802.16e-2005(モバイルWiMAXともよばれる)も存在し、時速120kmでの高速移動中も、無線局と無線局の間を途切れずに受け渡しできる性質(ハンドオーバー)を持つため、ユビキタスな無線ブロードバンドの利用を可能にする技術として広く注目を集めている。類似技術には、WiBro(wireless broadband)、iBurstがあり、WiBroは06年より韓国で、iBurstはケニア共和国で商用サービスが始まっている。