アプリケーションソフト開発の際に、ほかのソフトウエアでも共通的に使用できる機能を実現する命令や関数の集合、あるいは、それらを利用するためのプログラム上の手続きを定めた規約の集合。個々のアプリケーションソフトの開発者が、そのソフトウエアが実行するすべての機能についてプログラムを作成するのは不可能に近く、仮に作成する場合も無駄が多いため、他のソフトウエアでも共通的に利用可能な機能はその機能一式としてまとめて提供されている。開発者は規約にしたがい必要な機能としてAPIを活用することで、自らプログラムを作成せずに、その機能を利用したアプリケーションソフトを開発できる。公開されているAPIはWebサービスとして提供され、たとえばGoogle MapsのAPIを使えば独自の地図サービスを開発でき、アマゾン・ドット・コムで提供されるAPIを使えばアマゾン・ドット・コムの商品情報と連動したウェブサイト(ホームページ)を構築できる。