ネットワーク上の複数のコンピューター同士を接続し、相互に情報交換・処理を行う方式。インターネット以前のネットワークで主流であった、クライアント‐サーバー型とは異なり、一つのコンピューターが自身の処理能力や利用シーンによって負荷を分散しながらネットワークの運営をするため、特定の処理が特定のコンピューターに集中することがなく、あるノード(ネットワークを構成する要素の一つひとつ)が機能不全になった場合にも、ほかのノードを経由して通信を行うことができる、などのメリットがある。P2P技術を利用したソフトウエアはSkypeをはじめ数が多く、P2P技術を利用したコンテンツ配信システムSkeedCastなど、用途も幅広い。