おもにインターネット上のユーザー参加型サイトに投稿された、ユーザーが独自に作成・編集した文章、写真・動画などのコンテンツ。UGCのなかでも動画系が増加しており、その背景として、家庭用デジタル機器が発展し、大規模な撮影機器等を利用せず、容易に質の高い映像の撮影・録画が可能になったことが挙げられる。とくに、モバイル・インターネット接続が可能なカメラ付き携帯電話の普及により、携帯電話で撮影した写真・動画などのUGCが増えた。2007年には、数十万を超えるアクセス数を獲得した人気UGCも多く見られるようになり、ビジネスの観点からもUGCへの注目が集まっている。UGCが増加するなか、著作権等を無視したものも投稿される傾向にあることから、UGCを問題視する企業もある。