ソフトウエア(コンテンツ制作、コンテンツ)とハードウエア(コンテンツの流通、通信網や放送設備・放送網のこと)を同一の事業者が行わないようにすること。現在は、NHKや民放各社など放送事業者は、放送法、電波法によって、放送施設(ハード)の設置と、番組(ソフト)制作の両方を行っている「ハード・ソフトの一致」。これを分離して、複数の番組制作会社などが、複数の流通網を利用できる環境を整備することができれば、民間の創意工夫を引き出し、市場も活性化されると考えられる。なお、10年11月に改正放送法が成立し、ハードに必要な免許とソフト制作のための認定を分離する制度が設定された。