洋服や腕時計、アクセサリーのように身につけて利用できる小型のコンピューターのこと。マサチューセッツ工科大学のメディアラボで最初に提唱された概念。コンピューター部品の高性能化、小型化、省力化により、ハードウエアとしては実現可能な段階にきており、ヘッドマウントディスプレー(頭部装着型ディスプレー)や腕時計型の情報端末、手袋状のキーボードなどが製品化されている。普及の課題は、ハードウエアの更なる技術開発・発展、コンピューターを常に身につけて意味のある応用技術の開発((1)利用者に対しての道案内など、リアルタイムの情報提供、(2)利用者の行動記録などの状態記録、(3)外部のコンピューターとの連携)、などがある。