サン・マイクロシステムズが開発した特定のOSに依存しないプログラミング言語。Java対応の携帯電話端末上で実行されるプログラムはJavaアプリという。携帯電話端末にJavaの実行環境が搭載されたことによって、ユーザーは自由に機能を追加・変更できるようになった。一度ダウンロードしたプログラムは電波の届かないところでも稼働するので、どこでもゲームなどを楽しめる。NTTドコモのiアプリのほか、au(KDDI)とソフトバンクでもJavaアプリが提供されている。Javaアプリの利用で携帯電話端末の機能がよりパソコンに近づいた。BREW(binary runtime environment for wireless)はアメリカのクアルコム社が開発したCDMA方式の携帯電話端末用のアプリケーション・プラットフォームで、携帯電話端末間の仕様が異なっても単一のプログラムで対応できる。ブラウザフォンに搭載するとソフトウエアをネットワークからダウンロードして動作させることができる。BREWはJavaよりも実行速度が速く、クアルコム社の電子署名のないアプリケーションは動作しないため、セキュリティー機能にも優れているといわれる。KDDIが採用を決め、2002年3月にBREW搭載の携帯電話端末を発売した。BREW上で動作するuiOneは、XML(インターネット上のコンテンツを記述する言語の一つ)でより使いやすいユーザーインターフェースを提供する。