あらかじめ通話料金を払い込んでおくと、その金額に達するまで通話ができる料金制度を採用した携帯電話サービスとその端末のこと。利用者にとっては、契約手続きが簡単で基本料金が要らず、通話料金のコントロールがしやすい。事業者にとっても、利用料金の確実な回収が可能で、基本料金が負担になる低利用ユーザーを取り込めることがメリットである。コンビニエンスストアなどでも購入可能。加入手続きに際して契約者確認のチェックが厳しくないことから、匿名性を利用して犯罪などに使われる恐れが強かったため、加入手続きが強化された。2005年5月には、販売時に身元確認を義務づける携帯電話本人確認および不正利用防止法が施行された。