あらかじめ自分が通常使用する電気通信事業者を指定しておくことにより、事業者を選択するための事業者番号をダイヤルしなくても済むようにする制度。競争導入により事業者が複数になると、ユーザーはまず自分の利用する事業者を特定するために、最初に事業者の番号をダイヤルしなければならない。この手間を省き、事業者間のダイヤルけた数の不公平をなくすのが目的。日本では基本通話サービスの「市内」「県内市外」「県間市外」「国際」についてそれぞれマイライン接続が導入されることになった(最大4社を登録する)。登録者数を増やすため市内電話料金の値下げ競争などが始まり、消費者には早速競争の利益が還元された。システムの運用は2001年5月に開始された。