ウェブ上に存在しているさまざまなサービスやコンテンツを組み合わせて、新しいサービスとして提供すること。ウェブ技術の発展により、多くの企業が自社のウェブサービスの機能をAPI(application program interface アプリケーション開発を容易にするために提供されているインターフェースのこと)として提供するようになり、それらを組み合わせて新しいサービスを作る動きが盛んになってきた。マッシュアップ用のAPIを提供している企業の代表例としては、グーグルやグーグルが買収したYouTube、Yahoo!、アマゾン・ドット・コム、eBayなどがある。具体的なマッシュアップサービスの事例としては、グーグルが提供する地図サービスのグーグルマップと他の情報を組み合わせて、地域情報や口コミ情報などを提供するサービスがある。マッシュアップという用語そのものは、もともと音楽用語で、複数の曲を組み合わせて新しい曲を作り出すことをさしていた。