デジタル機器を用いた医療・介護・福祉のこと。血圧計、歩数計、血糖値計、体重計等のデジタル健康機器で計測したデータを、IT技術を用いて、集計してグラフ化するなどの管理・分析を行い、健康管理につなげることを指す。少子高齢化の進展に伴って、効率的で高品質な医療・介護・福祉のニーズが拡大し、先端のIT技術を活用するデジタルヘルスに対する注目が高まった。健康専用のデジタル機器以外にも、歩数データを記録・管理できる携帯電話のように、デジタルヘルスに利用できる機能を追加した機器が登場した。デジタル健康機器で計測したデータを、インターネットを通じて企業のサイトに送ることで、健康管理等に関するアドバイスを受けられるサービスが提供されている。将来は医療機関等と連携した予防医療に活用されることが期待されている。