インテルとアップルが共同開発した、高精細度(HD)動画など容量の大きいデータを高速で転送可能な、コンピューターの周辺機器を接続するための規格のこと。データの通信速度は10Gbps(ギガビット/秒)となっている。データ伝送と映像の伝送を一つのケーブルで行うことができるため、コンピューターにハードディスク、ディスプレーなどの周辺機器を接続する際のケーブル本数を少なくすることができる。開発当初は接続ケーブルとして光ファイバーの利用が想定されていたが、2012年1月時点では、銅線のケーブルが採用されている。銅線のケーブルでは周辺機器に電力の供給をすることが可能となっている。12年1月現在、アップル製の一部のノートパソコン、一体型パソコンで採用されている。また、パソコンの周辺機器を取り扱うメーカーとして、Promise Technology、LaCieが同規格を採用している。