明確な定義はないが、通常のハードウエア環境やソフトウエアツールでは取り扱いが困難なほど巨大な大きさのデータの集合のこと。通常のデータに比べてデータ量が格段に大きいこと、データの多様性があり、データの流通速度も速いという性質をもつ。構造化データ(顧客データ、売り上げデータなどのデータベースに構造化されて格納されているデータ)と非構造化データ(動画、音声、センサーなどの構造定義をもたないデータ)の総体を狭義のビッグデータという。狭義のビッグデータにデータ処理技術・蓄積・分析技術(統計解析、機械学習等)、人材・組織(データサイエンティストなど)を加えたものが広義のビッグデータと言われている。ビッグデータ活用により、様々な業界・業種において、生産性向上やマーケティング力の向上などの効果が上げられている。