インジウム、ガリウム、亜鉛の酸化物による半導体及びそれを用いた液晶パネルのこと。名称の由来はIndium(インジウム)、Gallium(ガリウム)、Zinc(亜鉛)、Oxygen(酸素)の頭文字。シャープが初めて量産化に成功した。従来の液晶パネルでは静止画表示中でも1秒間に60回電流を流して画面を更新するが、イグゾーでは1秒間に1回に抑えることができるため消費電力を減らすことができる。また、従来の液晶パネルよりも電流が流れやすいため、同じ明るさで比較した場合の消費電力を従来の液晶パネルよりも小さくすることができる。このような省電力性がイグゾーの最大の特徴であり、普及が進むスマートフォンの最大の不満点であるバッテリーのもちの悪さを改善する点に注目が集まった。