携帯電話など向けのソーシャルゲームの課金方法の一種。コンプガチャという略称で呼ばれることもある。カプセルに入ったおもちゃ(ガチャ)を購入するように、ユーザーはランダムに表示されるアイテムを入手する。特定のアイテムを複数そろえる(コンプリート)ことで、希少なアイテムを入手することができる。ただし、希少なアイテムを入手するために必要なアイテムをそろえるため、多額の支払いをするケースが増えてきたことを問題視した消費者庁は、2012年5月18日に正式に見解を発表し、仕組み自体が違法となった。これを受けて、ソーシャルゲームのプラットフォームを提供しているNHN Japan、グリー、サイバーエージェント、DeNA、ドワンゴ、ミクシィの6社はソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会を設置し、12年5月25日にコンプリートガチャガイドラインを策定。その後、6月30日にはコンプリートガチャを廃止するという発表を行った。