ある程度客観的な審査により公正性、透明性、多様性を確保し、モバイルコンテンツの健全な発展と青少年の発達段階に応じた主体性を確保しつつ、青少年を違法・有害情報から保護することを目的として、2008年4月に設立された第三者機関。モバイルインターネットの急速な普及・拡大に伴い、青少年が違法・有害情報に触れるリスクが高まり、実際に犯罪に巻き込まれるケースも発生したことから、携帯電話事業者による、有害サイトアクセス制限サービス(フィルタリングサービス)が提供されることになった。フィルタリングサービスにより、閲覧を制限することが妥当なサイトへのアクセス制限に効果がある半面、有害ではないが特定のカテゴリーに属するものが、一律に有害サイトとして扱われるという問題もあった。こうした観点から、EMAの必要性が生まれ、設立に至った。