ITを使い、電力・交通等の社会インフラを効率的に運用することで、省エネルギー、CO2削減といった環境に配慮して、持続可能な発展を実現できる都市のこと。スマートシティーが構想された背景には、地球規模の人口増加と発展途上国の急成長により資源エネルギーの不足が予想されることや二酸化炭素排出量の増加による生活環境の悪化が懸念されていることが挙げられる。これらの問題を解消させる目的でITに代表される新しい技術を活用し、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを有効に利用するためのインフラ整備が都市レベルで行われている。スマートシティーの実証実験は、世界各国で実施されており、日本では、横浜市、豊田市、けいはんな学研都市、北九州市等の都市で行われている。