2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、訪日外国人が、「選べて」、「使いやすく」、「日本の魅力が伝わる高品質な」IT利用環境の実現することを目標としたアクションプランのこと。2014年6月に総務省より発表された。SAQ2は「サクサク」と読み、「選べる」(Selectable)、「使いやすい」(Accessible)、「高品質な」(Quality)の頭文字が由来となっている。訪日外国人に、日本の整備されたITをアピールすることで、20年以降の海外展開に貢献することが念頭に置かれている。重点的に取り組むべき事項として、(1)無料Wi-Fiの整備促進と利用円滑化、(2)国内発行SIMへの差し替えなどによるスマートフォン・携帯電話利用の円滑化、(3)国際ローミング料金の低廉化、(4)多言語音声翻訳システムを最大限に活用することで、言葉の壁をなくす「グローバルコミュニケーション計画」の推進があげられている。