マイクロソフトが2015年にリリースしたオペレーションシステム(OS)。Windows10は、「Windows as a Service」をコンセプトに、クラウドを活用しPC(パソコン)、ゲームコンソール、モバイル、IoT関連機器との連携を強化させたOSとなっている。PC向けのWindows10は、15年7月にリリースされ、Windows7および8.1のユーザーに対して期間限定(リリース後1年間)で無償提供された。モバイル向けに発表されたWindows 10 Mobileは、同年11月にリリースされ、PC版と同様に、Windows7および8.1、Windows Phone 8.1のユーザーに対し期間限定で無償提供された。Windowsシリーズでは、大幅な新機能や機能改善などを導入する際に新たなOSを提供してきたが、Windows10ではアップデートとして無償で提供される。Windows10では、Windows8から採用したMetro UIをデスクトップと統合し、さらに、同社が提供していたWebブラウザーであるInternet Explorerの後継として新たにMicrosoft Edge(マイクロソフト エッジ)が提供された。また、同OSでは、マイクロソフトのゲーム機Xboxとの連動が強化されており、PCからXboxで利用しているゲームを操作することが可能となった。