ドライバーを必要とせずに、車そのものがレーダーやGPS、カメラなどで周囲の環境を認識して、自動・自律的に走行できる自動車のこと。自動運転のレベルには、制御システムが制御を実行し、ドライバーが走行環境の認識責任やシステム故障時のバックアップの役割を担う「部分的自動運転」(レベル1)、ドライバーはシステム故障時のバックアップを担う「条件付自動運転」(レベル2)、ドライバーが搭乗するが、制御システムがシステム故障時のバックアップまでを担う「高度自動運転」(レベル3)、ドライバーは搭乗せず、制御システムがすべてを自動で行う「完全自動運転」(レベル4)の4類型がある。日本政府は、2020年代前半までに完全自動走行の実現を目指している。