アルゴリズムを用いて個々人の投資に対するリスク許容度等を判定し、その人に適した金融商品について案内したり、実際に投資資金を預かってその人に代わって資産運用(上場投資信託等の売買)を行うサービスを指す。フィンテック(FinTech)と称される新たな金融系サービスの一つで、国内ではお金のデザインの「THEO(テオ)」や、ウェルスナビの「WealthNavi」が知られている。政府は、「貯蓄から投資へ」を促進しようとNISA(少額投資非課税制度)の導入等を進めてきたが、個人資産の多くは現預金として保有されたままの状況が続いている。多岐にわたる金融商品の中から個人が自ら投資対象を選択するのは容易ではないため、ロボアドバイザーに投資を一任し個人に最適な資産運用をさせるという新たな投資のスタイルが、個人投資を促進する可能性があるとして注目されている。