製品やサービスを開発・提供する上で、AI(人工知能)を最重要とするグーグルの行動方針のこと。かつては、モバイルファーストとして、製品やサービスの中心にモバイルを置いていたが、2016年にグーグルのCEO(最高経営責任者)であるスンダー・ピチャイ(Sundar Pichai)が、モバイルファーストからAIファーストへと舵を切った。モバイル端末を含めたハードウェア上で機能するプラットフォームにAI技術が採用され、より個人に合わせたグーグルのサービスが提供される。代表的なサービスとしては、AIを使い会話を行う「グーグルアシスタント」がある。グーグルアシスタントは、スマートフォンやリビングルームでの使用を想定したスマートスピーカーのグーグルホームに搭載されている。