エレクトロニック・スポーツの略。コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。競技はネットワーク上で行われるものもあるが、観客の前で実際に選手が出場して行われる大会が人気。1990年代後半ごろから、欧米では賞金のかかった大規模ゲームイベントが複数開催され、プレイヤーのプロ化とともに、eスポーツという単語が使われはじめた。現在、競技人口は、世界で最低でも1億人以上とされ、2017年の世界の市場規模は約10億ドル(約1120億円)。世界各地でPC関連メーカーをはじめとした様々な企業がスポンサーとなってプロチームやプロリーグが多数存在しており、トップクラスのプロ選手は1億円以上の稼ぎをあげているといわれる。日本ではプロ競技としての普及を図ろうと、一般社団法人日本eスポーツ協会(東京)など業界3団体が18年2月に日本eスポーツ連合を設立した。