体の健康にいい食、心を豊かにする食を広げるために、日本食育コミュニケーション協会が教育、訓練し、与える資格。食品、栄養、食事の知識を身につけるほか、客に接し、意見を聞くコミュニケーション力、客に正しい食生活を提案する企画力などが重要視されている。資格を取得した食育コミュニケーターは、メーカー、流通、消費者団体などの広範な領域で、子ども達やシニア世代、その他助言を求める人達に向けて、意欲的な活動を展開しはじめている。たとえば、メーカーでは、食育の視点にそって商品開発に参加し、スーパーでは、食育の視点にそって、品ぞろえと売り場演出をリードしている。