現在あまり利用されていない形態の燃料の総称で、石油代替や環境特性の向上などを目的として在来型のエネルギーを転換した燃料を指す。DME、GTL、CTL、BTLなどが含まれる。DME(ジメチルエーテル)はLPG(液化石油ガス)に似た性質であり、LPGに代わる燃料として、天然ガスや石炭などから製造する技術の開発が進められている。GTL(gas to liquid)は天然ガスを原料として灯油や軽油などの液体燃料を合成する技術、または合成される燃料を指す。BTL(biomass to liquid)、CTL(coal to liquid)は、それぞれバイオマス、石炭をガス化した上で、GTL製造技術を応用して製造する液体燃料。