省エネ性能に優れた製品に対する消費者の理解促進と市場への普及を目的として2000年に導入された表示制度。省エネ法に基づく基準(トップランナー基準)が適用される機器について、(1)トップランナー基準が達成されている機器には緑色、未達成機器にはだいだい色の2色のeマークで省エネ性能を表す省エネ性マーク、(2)トップランナー基準の達成率、(3)基準達成の目標年度、(4)年間消費電力量などのエネルギー消費効率を示す指標、の4項目を、国のJIS規格(日本工業規格)で標準化された省エネラベルにより、店頭やカタログなどで表示する。エネルギーを多く消費し、機器による性能差が大きいエアコン、テレビ、冷蔵庫、便座、家庭用蛍光灯器具等の製品には、省エネラベルの情報に加え、(5)性能を5段階の星の数で示す多段階評価、(6)年間の目安電気料金を表示する統一省エネラベルが用意されている。