メガソーラー発電とは、1000キロワット規模以上の大規模太陽光発電を指す。再生可能エネルギーとして期待される太陽光発電は、これまで住宅の屋根に設置する家庭用が主役だったが、国の積極推進方針を受け、電力会社やエネルギー産業関連企業、地方自治体などがメガソーラー発電を計画している。メガソーラー発電は、二酸化炭素の削減対策として期待する声もあるが、出力が天候に左右されるため、その対策が必要になる場合があることのほか、コストや大規模用地の確保などの課題がある。なお、諸外国では、ソーラーパネルを使う太陽光発電以外に、鏡などで集めた太陽光から得られる熱を利用して作りだした蒸気を用いて発電する太陽熱発電設備の導入にも力を入れている。