インターネットを利用した書籍販売。ネット書店、インターネット書店、ウェブ書店、バーチャル書店、電脳書店、電子書店ともよぶ。ネットコマース(電子商取引)としては最も成功したものの一つ。膨大な書籍を収録したデータベース、迅速な検索、簡単な注文、迅速な宅配などの特色をもつ。2000年に日本に進出したアマゾン・ドット・コム(Amazon.com)は、和書、洋書のほかCD、DVD、ゲームソフト、エレクトロニクス、家庭用品、玩具、衣料品、化粧品などを販売しているほか、中古品やコレクターズアイテムなどを利用者間で売買するサイト(マーケットプレース)も運営している。紀伊国屋その他、国内書店の大手も参入しており、オンライン書店の登場によって、単品管理、情報共有、クイックレスポンスなど書籍流通の合理化が急進展した。