小売店の売り場やフードサービスの店頭で商品宣伝をするPOP広告(point of purchase advertising 店頭広告)を電子化したもの。凸版印刷が開発したEPOPは、カラー液晶ディスプレーと音声出力装置を搭載した機器で、カード型内蔵小型メモリーを記録媒体とし、状況に応じて価格やキャッチコピーを瞬時に書き換えたり、音声効果によって商品の特徴や価格をより効果的に説明することができる最新鋭の設備である。ePop広告は、販売戦略上の重点商品や新製品だけでなく、売れ行きの鈍い商品の販売促進や、売れ筋商品をより多く売りさばこうとするときなどにも効果的とみられる。