技術革新や物流事業の再構築を通じて、物流分野の二酸化炭素排出削減を図ることを目的として、国土交通省、経済産業省、日本ロジスティクスシステム協会、日本物流団体連合会などの協力により2004年末に発足した、荷主企業(発荷主、着荷主)と物流業者の組織。モーダルシフト(旅客や貨物の輸送をトラックや航空機などから、鉄道や海運などの環境負荷がより小さな大量輸送方式へ転換すること)や共同輸送、積載率向上のための物流システム改善など、環境問題に配慮した物流システムの構築という従来型の取り組みに加えて、荷主、物流業者、政府機関が連携・協働することによって、包括的なアウトソーシングやオープン参加型モーダルシフトを実現することなど、先進的・業種横断的な二酸化炭素排出削減への取り組みを推進している。