映画やアニメ、ゲーム、アイドルキャラクターなど、娯楽性の高い情報財のこと、またそれらを生産したり、流通させるビジネスのこと。市場規模は十数兆円を超え、また海外での注目度も高く、21世紀の基幹産業といわれている。制作の多くは、市場のリーダーシップを握る映画配給会社やテレビ局などの下請けとなっている中小企業によるものであり、著作権は映画配給会社やテレビ局などの大企業に帰属するものが大半である。物的資源に乏しく経営基盤が弱体な中小規模のコンテンツビジネスを支えるために、国による支援やコンテンツファンドとよばれる資金調達(証券化)の仕組みが整備されつつある。