クレジットカードの利用金額や回数に応じて加算され、景品や特典が付与されるシステムの中で、カードホルダー(保有者)が生きている限り、無期限にポイントを維持できる制度。クレディセゾンが先鞭をつけ、アメックスやシティバンク・カードなどが続いている。従来のポイントシステムでは1~3年程度の有効期限があったが、永久不滅ポイントでは一生かけてためることができるので、医療費や携帯電話料金、公共料金までクレジットカードの利用範囲が広がっている現在では、長年にわたってポイントをため、海外旅行、不動産などに交換することも可能になるというわけである。しかし現状では永久不滅ポイント制度のポイント換金率は0.5%程度にとどまり、数十年かけて2億円相当カードを利用したとしても、ポイントによる還元金額は100万円程度である。