アウトレットストアと同様に、メーカーや小売業の在庫調整機能をもつ小売業態。ファッションの分野で多く見られ、内外の有名ブランド品、百貨店・専門店などの在庫処分品、見切り品などを仕入れて、低価格で販売する小売業態。アウトレットストアが、特定のメーカーや小売業の過剰在庫処分をねらいとしているため、品揃えが限られているのに対して、並行輸入や流通在庫などさまざまなルートから幅広く商品を品揃えする点に特徴がある。ディスカウント率はアウトレットストアより低いのが一般的である。スタートは1920年、ニューヨークでオートクチュールをキャッシュ&キャリー方式(現金払い・持ち帰り)で販売したローマンズといわれている。日本ではオフプライスストアもアウトレットストアとよばれる場合もある。