文字通りの意味では衣服の生産業者ということになるが、日本では、製造卸、縫製メーカーも含めて既製服の製造・販売業のことをさす。和製英語で、製造機能を有した衣料品卸売業という言葉が最も近い。アパレルとは衣料品、衣服のことだが、アパレルメーカーのことを、単にアパレルと言う場合も多い。婦人服、子供服、紳士服等に絞り込まれた専門アパレルメーカーと、全分野にかかわる総合アパレルメーカーに大別される。製造機能を有すると言っても、自社工場を持つ企業に限られず、デザインや規格は内製化しているが縫製は専門の縫製業者に外注するところも多い。また自社ブランドを持たない受託縫製専業の縫製業者も、アパレルメーカーと呼ばれることがある。