メーカーが、新商品の試験販売や既存ブランドについての消費者の反応から新たなトレンドを探ることを主目的として、開いている店舗のこと。販売でなく情報の受発信を目的としていることから、アンテナショップと呼ぶ。原宿や六本木など、流行に敏感な人が多く集まる大都市の先端地域に出店するのが一般的。情報受信だけでなく、訪れた人のクチコミによる情報発信(バイラルマーケティング)効果も期待されている。地方自治体や地域の観光協会などが、特産品情報の発信や観光客誘致を目的として設置するケースもある。小売業の新業態の実験店の場合は、パイロットショップと呼ばれることが多い。