ファッション分野でのオリジナルブランドの普及版のことを意味する。デザイナーズブランドのブランドイメージを生かしたワンランク下のブランドや商品群であり、ディフュージョンブランド(普及版ブランド、大衆版ブランド)や、ビス・ブランド(ビスはフランス語で第2の意味)と言われることもある。一般にデザイナーズブランドは高価で、顧客層も限られているが、その知名度を生かし、デザインや感性やステータスを保ちながら、相対的に低価格で買いやすい商品群を構成するのがセカンドラインである。対象とする年齢層もデザイナーズブランドよりも若いのが通常である。デザイナーやブランドの多くが、業容拡大のためにセカンドラインを手がけている。