日本米穀小売商業組合連合会が主宰する資格制度で、おコメに関する幅広い知識を持ち、コメの特性(品種特性、精米特性、ブレンド特性、炊飯特性)を見極めることができ、そのコメの特長を最大限生かした商品づくり(ブレンド)を行い、そのコメの良さを消費者との対話を通じて伝えることができる「おコメの匠」のこと。(1)多種多様なコメの中から地域の顧客の好みに合ったものを選び出す選択眼、(2)単に銘柄や産地名だけでなく、トータルにおコメを見極め、それに合った方法で加工するブレンド技術、(3)そのコメの環境(履歴)や特性を伝え、最もおいしい炊飯法や食べ方をアドバイスする、の三つの力に長けていることが条件で、米販売店で5年以上の実務経験が必要。試験は毎年1回実施される。一つ星から五つ星までランクに分けられ、最難関の五つ星には5科目の実技試験が課せられる。