消費量が多い、また多くなることが予想される重要な野菜として野菜生産出荷安定法で定められた野菜。大根、にんじん、はくさい、キャベツ、ほうれん草、ねぎ、レタス、きゅうり、ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモ、サトイモ、タマネギの14種類が指定されている。指定野菜に関しては作付け面積、出荷地、共同出荷割合などに関して一定の要件を満たすことが求められる。野菜農家の経営に及ぼす影響を緩和し、次期作の確保を図る制度であり、条件を満たした野菜指定産地から出荷された指定野菜については、著しい価格下落の場合には生産者補給金交付によって補填(ほてん)がされる。