未来型小売店舗(フューチャーストア)の情報システム化の一環で、商品に付いたバーコードやICタグを顧客自身がスキャナーにかざして情報を読み取らせ、精算する仕組み。欧米では21世紀初頭から導入が進んでいるが、日本ではまだ実験段階。間違いや不正を防止するために、会計の前と後のレジ袋の重さを自動計算したりして、会計漏れなどがあると客に知らせる。決済は現金でも、クレジットカードや電子マネーでも、可能だが、単なる精算の自動化にとどまらず、マーケティング情報を収集したり、経営をより効率化するためには、クレジットカードや電子マネーが望ましいとされる。また不正行為がないように、店員の目視や監視カメラでのチェックのほか、モニター端末で会計作業をリアルタイムで集中管理するなどの設備も必要とされる。