売り場で商品の特徴や価格を説明して消費者の目を引き、“お買い得感”を演出することで購買を促進する店頭広告のこと。単純に価格を強調したものから、効能や機能、使用方法などについて細かく説明して読ませるものまで、内容はさまざまであり、形式も手書きからパソコンのソフトを利用したものや、動画像を店頭の液晶モニターに配信するものまで、多様である。消費者は店頭で見比べて、価格と好みのバランスを考えた上で商品やブランドを選択する傾向があるので、売れ筋ではないブランドを拡販したい場合や、売れ筋の販売促進をするためなどには、POP広告の役割が大きくなる。最近では、時間帯や天候などによって臨機応変に配信する内容を変更することができる映像配信タイプが増えている。