1990年代初めにアメリカで広まった老化防止の研究のこと。抗加齢。日本でも2003年4月に日本抗加齢医学会が発足した。医学的には、「病気の治療」から、「健康な人のさらなる健康」を指導するプラスの医療であり、老化の原因を防ぐために、今まで医療として積極的に介入してこなかったサプリメントを含む、栄養指導や運動、ストレスケアなども含めて対処し、アンバランスで病的な老化を積極的に予防し、治療する。また長寿を享受することを目指すための理論的・実践的科学であり、究極の予防医学と言われる。一方、ビジネス分野では医薬品だけでなく、化粧品、食品、サプリメントその他広範な分野で、抗加齢商品・サービスが拡大している。