1891年に成立した「標章の国際登録に関するマドリード協定」を修正・補完するために成立した条約。マドリード協定議定書。マドプロと略される。手続きの簡素化、迅速・安価な権利取得および管理の一元化を目的とする。1995年に発効。日本は2000年3月14日に出願受付を開始。自国官庁にした国内出願または登録を基礎として登録を希望する締約国を指定し、自国官庁を経由して国際事務局に出願を行う。国際登録後に締約国の事後指定可能。10年ごとの更新手続きも1度の手続きで済む。国際登録日から5年以内に基礎出願または基礎登録が消滅した場合には、国際登録が取り消されてしまう欠点もある(セントラルアタック)。