特許の審査を2週間から1カ月で終える超早期審査。2008年10月1日から施行。従来から、早期審査の制度はあるが、この制度を利用すれば、従来の早期審査の制度と比べて、審査期間を1カ月から2カ月短縮できる。この制度を利用するためには、実施関連出願かつ外国関連出願にも該当する、重要性の高い出願であることなどの要件を満たす必要がある。この制度を利用した慶應義塾大学のホウ素ドープ導電性ダイヤモンド電極を用いた電気化学的分析方法についての特許出願は、スーパー早期審査の申し立てがなされてから17日間で特許査定になった初の事例である。