特許権を行使して、他者からライセンス料や高額な和解金を得ることを目的とする個人や団体のこと。自らはその特許を実施していないケースが多いことが特徴の一つ。一つの製品には多数の特許権が複合的に関連しており、その一部の特許権が買い集められ、権利行使をされるという問題が生じている。特許権のみならず、他人の商標の先取りとなるような商標登録出願が大量に行われていることが、商標乱発問題として話題になっている。商標乱発問題につき、2016年5月17日、特許庁は「自らの商標を他人に商標登録出願されている皆様へ(ご注意)」と題した異例の注意喚起をしている。